問203

問 203(物理・化学・生物)

数日後、患者から尿が赤くなったという連絡があった。指導薬剤師は実務実習生 になぜ尿が赤くなるのか、その理由について調べるように指導した。実習生は処方 された 3 つの薬物の構造を調べ、尿の着色は、尿中に排出された処方薬の 1 つとそ の代謝物によるものであると推測した。そこで、その原因処方薬の紫外可視吸収ス ペクトルを調べたところ下図のようであった。以下の記述のうち、正しいのはどれ か。1つ選べ。

1 スペクトルの縦軸の吸光度は、透過率の逆数を表している。

2 このスペクトルの測定にはガラス製のセルが用いられる。

3 尿の着色の原因は、220 nm から 270 nm の領域にみられる光の吸収によるものである。

4 335 nm 付近のピークの波長の光の色は赤色である。

5 尿の着色の原因は、475 nm 付近にピークを持つ青から緑色の光の吸収によるものである。

説明

吸光度は透過度の逆数の常用対数です。

色が赤色とか言ってますが、
紫外領域は目に見えませんので可視領域のお話と解釈しましょう。
(紫外領域:180~400nm,可視領域:400~780nm)

ブルース有機化学p586

色のイメージは覚えておきましょう。
赤が長い波長(700nmくらい)
青が短い波長(400nmくらい) 一番短いのは紫ですけど、そんな感じです。
とおぼえておけば後は消去法でなんとかなるはずです。

問題に戻ります。基礎知識としてこれ
(https://www.hitachi-hightech.com/hhs/products/tech/ana/uv/basic/uv_course2.html)
は理解しておいてください。
吸収されたは光は見えないということです。

予備知識
ガラスは紫外線を吸収するということを知っていれば選択肢を一つ削れます。
可視スペクトルは石英もガラスセルも使用できるのに対して紫外スペクトルは石英セルしか使えないのはそのためです。

回答5

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