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言いたいことを言います。

9月から改正薬機法が施行されました。

大きな内容としては服薬期間中のフォローアップについてです。

改正医薬品医療機器等法(薬機法)が施行され、服薬期間中のフォローアップの義務化やオンライン服薬指導がスタートした。同法の施行は段階的に実施されることになっており、地域連携薬局、専門医療機関連携薬局といった都道府県知事による薬局の認定制度や、薬局開設者に対するガバナンスの強化、添付文書の電子化については、21年8月1日からスタートする。

フォローアップについては、調剤した薬剤の適正な使用のため必要があると薬剤師が認める場合には、患者の当該薬剤の使用状況を継続的かつ的確に把握するとともに、患者などに対して必要な情報提供または薬学的知見に基づく指導を行わなければならない旨が、新たに法律上で義務付けられた。

https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/202009/566917.html

薬剤使用期間中の患者フォローアップの手引きの内容

フォローアップの内容としては下記リンクに記載されています。

https://www.nichiyaku.or.jp/pharmacy-info/other/follow-up.html

問題点は、

患者には応じる義務が無いこと

調剤録に記録するメリットがないこと(メイン)

です。

患者には応じる義務がない(ペナルティがない)というのは、「患者目線からすればめんどくさいから応答しない

がまかり通ってしまうということです。これはオンライン服薬指導にも通ずることですが。

オンライン服薬指導に関しては、やり方のパターンを把握していないのでわかりませんが

「患者宅に薬さえ届けばあとは放置」になる可能性があるということです。
順番を変えればいいだけではありますが、応答しないパターンに対するケアはどのようにするのかとても気になります。

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確認方法

同手引においては、確認方法の例はこのようにするとされています。

(3)患者等への確認方法 一般的に、患者等に確認を行う手段としては、対面(来局・訪問)のほか、電話やファックス等が挙げられる

また、最近では、電子お薬手帳や SNS など ICT の活用も進んでいる。確認方法を選択する上では、「目的に照らして適当か」「双方向性が維持されて いるか」が重要になると考えられ、薬剤師はそれらを適切に判断する。

例えば、これまで使用したことのない薬剤を開始する場合で、使用状況をはじ め生活機能への影響など広範な内容を確認したい場合には、対面や電話等が選択 肢になるであろうし、⻑期的なアドヒアランス維持が中心である場合には、ICT の活用(「忘れずに服用できていますか?」「使用する上で問題等はありませんか?」 といったメッセージを患者等の端末に発信し、患者等から回答を得る等)も選択 肢として考えられる。

また、いずれの方法にせよ、薬剤師と患者との双方向性が 維持されている必要がある。なお、生活環境や ICT リテラシーなどにより、患者側から希望が寄せられるケ ースもある。そのような場合も、その方法が目的に照らして適当かを考慮しつつ、 患者と十分にコミュニケーションを取りながら選択する。

https://www.nichiyaku.or.jp/pharmacy-info/other/follow-up.html

電話かFAXが現実的でしょうか。

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調剤録に記載するメリットとは

どういうわけか、記録は調剤録に記載することが求められています。

(7)記録 患者に確認した事項、薬剤師が分析・評価した結果と対応(患者への情報提供・指導)等については、調剤録に記載する。(薬剤師法第 28 条第 2 項)。

記載にあたっては、的確かつ経時的に整然と記録することは必須である。SOAP 形式でまとめた内容を記載することも考えられるが、SOAP 形式だと記載内容が 全体として⻑くなったり、SOAP にこだわるあまり、記録に残しておくべき要点 がかえってわかりにくくなったりすることがあるので、必ずしも SOAP 形式にこ だわることなく、記録しておくべき要点が何かを意識すること。

また、1 人の患 者には 1 人のかかりつけ薬剤師が一貫して対応することが理想であるものの、複 数の薬剤師が携わる場合があることや医師等への情報提供も考慮して「簡潔に要点を記録する」「記録する内容にメリハリをつけて重要な事項を浮き彫りにする」 という工夫をした記録にすべきである。

https://www.nichiyaku.or.jp/pharmacy-info/other/follow-up.html

これが題名の通り、なんで調剤録やねん

という話です。

通常、調剤録って処方箋原本と一緒に保管してると思います。
(調剤録は3年保存と決まっていますし、また処方箋の保管も期間があるので、処方箋原本と一緒に置いてる方がクレーム時等でも確認がはやく、効率もいいからです)

だから、フォローアップを実施する際には処方箋原本(調剤録)を引っ張り出してくるということになります。

結構めんどくさいですよ。

一日に数百枚の処方箋が来る薬局ならそこから探さないといけませんし、処方箋自体枚数集まると重いですからね。引っ張り出してくるのにも一苦労です。

で、記録をとったら(手書きなのかどうか知りませんが)また元の日付の場所に戻す。

これ、実際に働いてたら手間がわかるかと思います。かなりめんどくさいです。
(もしかしたら記録と実施の手間が同じくらいかもしれません)

こんな記録をさせるメリットってあるんでしょうか。

薬歴に記載するでは駄目だったんでしょうか?

フォローアップで得た情報というのは次の調剤(投薬)時に使用することになると思います。
じゃあ、調剤録を見ながら服薬指導する薬剤師っているんでしょうか?って話なんですよ

普通は薬歴を確認しながら服薬指導するんじゃないんですか?

記録する場所について決定した人たちは、現場で働いたことない人間じゃないんかってくらい
考えが浅いと思います。

記録に手間がかかる→忙しい薬局はそこに手を回せない→薬剤師は法律で義務付けられたこともできないのか

みたいな論理展開になる可能性を作ってるんですよね。

で、そこを突っ込まれたら薬剤師会は「変わっていかないといけないと思っている」みたいなことを言ってその場をごまかす(いつものように)のが目に見えてるのが腹立たしいんですよ。

あとは薬剤師は処方変更権限がなく、「飲むのやめてください」とは勝手に言えないから「判断は先生に聞いてください」となる問題

電話かけたときに詐欺と思われて電話に出ない問題

とかですかね。

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終わりに

とまあ、こういう感じで敵なのか見方なのかすらわからなくなってる薬剤師会ですが

もう少し記録の場所とか練って考えていただきたい。そしてアンケート作るなりして

現場の声を聞け。

以上

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直接は関係ないですが、業界内容の記事なので良かったら読んでみてください

かかりつけ薬剤師制度について
不正請求問題

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