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どうも。

高齢者自己負担額引き上げ案について、今回はお流れになってしまいましたね。

安倍政権「75歳以上2割負担法案」見送り。解散総選挙懸念か

Twitterでの反応を少々貼っていきます

クソなのは間違いないです。

選んだつもりはないのですが、見送りに否定的な方、危機感持ってらっしゃる人が多いですね。

結論から言えば自己負担の引き上げは必須なのですが、なぜそれが必要なのか、
説明していこうかと思います。

高齢者はどれだけの医療費を使っているのか

医療費どれだけ使っているのか気にしたことありますか。
明らかにしていきたいと思います

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医療費は高齢者にシフトしていっている

厚生労働省;平成29年度医療費の動向より引用

これ、見てもらったらわかるんですが、年度が進むにつれて、
医療費について、75歳未満の割合は減少していて、75歳以上の割合は増加していってます。

年寄りにかかる医療費は増えていってますから当たり前です。

若年者の人口は減っていってますからね。

ということですね。

75歳以上と、それ未満では人口が違いますから、これではシンプルな比較ができません。これでは(みかけとしては)まだ下の年代の方が医療費かかってることになります(65歳以上という区分を設けると割と妥当な結果になるのは皆さん予想がつくかと思われます)

ということで、年代別におよそどれほどの医療費がかかってるのか見てみましょう。

その前に…

75歳以上にかかる医療費と、それ以下の人にかかる医療費を

「一人あたりで」比較してみましょう

どうぞ↓

厚生労働省;平成29年度医療費の動向より引用

一人あたりで見るとえらい違いですね。 表については、最初の点線と同じように、「75歳未満」と、「75歳以上」で見てください。

75歳以上の人の医療費一人あたり約94万円かかっている

年間一人あたりにかかる医療費いくらかわかりますか。

75歳未満にかかる医療費は
一人あたり約22万円で…

75歳以上の人の医療費は一人あたり約94万円

という数字が出てきました。

殆どの医療費は高齢者が食いつぶしてますね。

若年者の約5倍です。

65歳まで区分を下げるとどうなるか

一応65歳以上という区分でも見てみましょう

厚生労働省;平成29年度医療費の動向より引用

65歳以上という区分を設けた所、

65歳以上にかかる医療費は
医療費全体の約6割を占めている

ということが明らかになりました。

すごいですね。

65歳以上の人口は全人口の約3割なのに

全体の医療費の6割を使い込んでいるわけですから。

ジジババではない若年者(7割)の医療費は全体の4割だけなんですよ。実は

70歳以上と75歳以上の部分が、おそらく重複していてわかりにくくなっているような気がします。

それはおいといて、先程のデータ(医療費の推移のデータ、平成28年度の部分)では医療費のうち75歳以上の占める割合は37.2%を占めていたことを考えると、
年齢階級別国民医療費のデータと照らし合わせて、

59.7−37.2≒22.5(%)

(※; %の足し算引き算は異なる結果になることもあるのであまり好きではないのですが、今回はわかりやすさ重視で%で計算させてもらいました。)

どうやら65歳以上、75歳未満の人の割合というのは、医療費の約22%をしめているようです。

65歳〜75歳までの方で1割負担というのは聞きませんので、
個人的には自己負担額引き上げは免除してあげたいところですね。(先に引き上げなければいけない層がいますので)

では、たくさんの医療費がかかっている人たち。自己負担はどのようになっているのでしょうか。

こうなります

平成28年 国民医療費概要 厚生労働省より 
※当ブログ管理人が一部修正

自己負担について、少し差が出ていますが、推定(実際に全てを集計しているわけではない)のためというのと、統計のとり方が異なるために(グラフが違うことで)少し差がでているのだと思います。

患者負担分は医療費のうち約12%

ということが明らかになりました。

自己負担額12%の数字については、若年者の自己負担額が3割ということを考えると、

高齢者・負担額に上限のある人たちの自己負担額が少ないことの影響が大きいこと

高額の医療費が注ぎ込まれている

ということになります。

高齢者の負担についてはまだ直前に出したデータからもう一歩考えることができますね。

後期高齢者医療制度の概要
(厚生労働省)

によると、後期高齢者医療制度(75歳以上)の財源としては、
公費が5割、若年者の保険料から4割ほどが出ているとありますので、

後期高齢者の制度と、公費に関して、(パーセンテージとして)区別しきれていない可能性があります。

それをもう一歩細かく分けたものが制度区分別医療費になるのかなと思います。(ここについては明記されてるのが見当たらなかったので管理人の考察です)

財源別医療費のデータの、「公費」欄から
ジジババの「後期高齢者医療制度」を切り離したもの
制度区分別医療費になっているということで、お話がしやすくなりました。

ということで、制度区分別医療費のデータを見てください。

自己負担については、1割なのでほとんどが高齢者・負担上限のある人間ですよね。

3割の人が多いのであれば負担額は3割に近づきますので、1割・1割未満の人が圧倒的多数でないと12%という数字にはなりません。(1割から遠ざかっていきます)

後期高齢者医療制度の占める割合が33.6%

これだけだと、「その年代の人口がわからないからなあ…」ってなりますよね。

中医協での資料です。ご確認ください

今後の年齢階級別人口の推計 
管理人が一部修正


見る箇所について○をつけました。

65歳以上が人口の3割を占めるというのはこのデータから推測ができます。
2018年だと、75歳以上の人口が約15%を占めるわけですから、

15%の人間(ジジババ)33.6%(後期高齢者制度)の分(≒2割)
+割合不明の医療保険分(≒7割)を使用しているという状況ですね。

医療保険の何割を75歳以上の人が食いつぶしているのかはわかりませんが、

薬飲んでる人の大半は高齢者ですから、少なく見積もっても4割は占めてるんじゃないかなと管理人は考えています。

支出として約2割の後期高齢者医療制度でさえ、全体医療費の約34%を占めるわけですからね…

支出7割の医療保険なんてどんだけ占めるのか…

ってところですね。

皆保険制度が始まった頃は高齢者が今ほど多いわけではなく、若年者も多かったです。

そして超高額医薬品が今ほどなかった時代なので、自己負担についてそこまで深く考えなくてもなんとかなっていましたが、現在はそのときとは状況が全く違いますよね。

理想ばっかり言ってても「そうだといいね」で終わりますから。

これで、医療費削減のためにはどこから手を付けるべきなのかって話は終わります

私にできることは状況やデータをまとめて少しでも多くの人に状況をお伝えすることしかないので、

あとはどうするべきなのかを皆様で考えて、発信していっていただけたらと思います。

声をあげることができるってのは人
間と動物で差別化できる部分ですからね。

動物は声があげられないので何かを変えるというのは難しいかもしれませんけど
私達は考えていることを発信できる知能とツールをせっかく持っているのですから。

選挙とか特にそうですよね。国民主権ですし。

文句言うだけで発信せずに、選挙にも行かずに終わるのなら動物と大差ありません。

と、管理人は思います。

以上です。

気になる話題等あれば管理人SNSにリプライかDM、又は本記事にコメントいただけると記事にするかもしれません。

その際に情報のソースもいただけると助かります。

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終わりに

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コメント一覧
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