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突発性難聴は、急性感音難聴のうち、原因不明とされる疾患です。

突発性難聴の原因・症状|治療方針

急性感音難聴

急性の感音難聴の総称を指します。原因としては、蝸牛や聴覚伝導路の障害によって起こります。

他にも耳鳴り、めまい、顔面神経の麻痺を合併することもあります。

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突発性難聴

突発性難聴とはどのような疾患でしょうか。

突発性難聴

突然発症する原因不明の感音難聴で、通常一側性である。

障害部位は内耳で、約半数にめまいを伴う。

聴力は発症後2週間以内に改善することが多く、通常1ヶ月をすぎると聴力の改善は見られなくなる。

予後は治癒が30%
回復するが難聴の残存するのが50%不変が20%である。

安静に加え、ステロイド、循環改善薬、代謝賦活薬などを投与する。薬物療法以外には高気圧酸素療法が行われる。ただ無治療でも1/3,2/3は回復するとされる。

患者説明のポイント

治療に反応する時機は限られているため早期に治療する必要がある

エビデンスの確立した治療はないため経験的に有効とされている治療法を組み合わせて治療する

今日の治療指針2019 p1554

原因不明の感音難聴で、約半数にめまいを伴います。

聴力は発症後2週間以内に改善することが多く、通常1ヶ月をすぎると聴力の改善は見られなくなりますので、早期に治療する必要があります。

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病因・症状

病因や症状について記載します。

病因

原因は不明であると考えられていますが、ウイルス感染の他、循環障害
また転写因子NFκBが関与していると考えられています(細胞ストレス仮説)

症状

主な症状としては突然の難聴です。

他の症状としては耳鳴りやめまい、吐き気があります。

基本的には第Ⅷ脳神経以外の神経症状は出ないとされています。
第Ⅷ脳神経は内耳神経のため、耳鳴りや平衡感覚に関わる症状が多いです。

その他この領域の症状について詳細が気になる方は以下がおすすめです。
徳島県薬剤師会:聴覚障害について

突発性難聴診断の手引き
https://www.jstage.jst.go.jp/article/audiology/54/1/54_1_56/_pdf より引用
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治療方針

治療方針はステロイドの内服や点滴のほか、フィブリノゲン薬が使用されることもあります。

処方例

1)リンデロン錠 4mg/日を分2で3日間 以降漸減していく。

アデホス顆粒300mg 分3

メチコバール錠 1500ug 分3

2)低分子デキストランL注 1回250ml 一日1回 静注5日間(適応外)

or

プロスタンディン注 1回60ug 一日一回 生食などに溶解して点滴静注※2)は改善しない場合や重症例

今日の治療指針2019 p1554を参考

経験的な処方としての薬物ではアデノシン製剤(めまいに対するアデホスでの適応は顆粒のみ)やビタミンB12製剤が用いられます。

他にはステロイド(NFκBを抑える作用があります)、プロスタグランジンE製剤等が用いられることもあります。

最後に

突発性難聴の患者について色々本を読んだりしましたが、意外と完治する人は少ないイメージでした。(3割ほど)

服薬指導については、処方されている薬について指導するのは間違いないですが、生活指導にまで話を広げるのは難しいかと思います。そもそも原因が不明の疾患なので。

以上です。

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