服薬指導・薬物治療 吸入薬気管支喘息リスク因子重症度 気管支喘息の治療方針について 2021-12-23 気管支喘息の治療方針について記載しました。 どのような吸入薬があるのか,主なものを載せてますのでそちらも参照ください → 症状 喘息の症状として 咳 呼吸困難 喘鳴等があります。 定義 気管支喘息は 「気道の慢性炎症を本態とし、また臨床症状としては変動性を持った気道狭窄や咳で特徴づけられる疾患」とされています。 (ht...
吸入器 ステロイド吸入器喘息タービュヘイラー 吸入ステロイドの服薬指導について 2021-12-15 吸入ステロイドの服薬指導するときはいろんなデバイスがあるので,新人の時とか結構混乱しますよね ということで吸入デバイスについて書いてみました。 吸入療法のメリット 投与部位を局所的に作用させられ また投与量も(内服に比較して)少なくすることができるというメリットが吸入療法にはあります。 実際に吸入ステロイドの含有量はμ...
服薬指導・薬物治療 肝障害肝硬変肝炎肝炎ウイルス 肝硬変基礎知識|服薬指導 2021-08-16 肝硬変や肝炎の主な治療方針等、簡易的に記載しました。 復習等に利用してもらえたらと思います。 https://www.jsge.or.jp/files/uploads/kankohen2_re.pdf#view=FitVより https://www.jsge.or.jp/files/uploads/kankohen2_...
医薬品 抗生物質マクロライド系 マクロライド系抗生物質 2021-07-07 マクロライド系の抗生物質について記載しました。 目新しい情報もないですが、復習として読んでもらえたらと思います マクロライド系抗生物質 マクロライド系は大環状ラクトンに数個の糖が結合したものです。 エリスロマイシン,クラリスロマイシン,ロキシスロマイシンは14員環薬 アジスロマイシンは15員環薬 ジョサマイシン,スピラ...
基礎的内容(各論全般) 骨粗鬆症続発性骨粗鬆症薬剤性骨粗鬆症 骨粗鬆症治療の各論 2021-03-29 骨粗鬆症の治療方針を知るために,周辺知識を記載しました。 骨粗鬆症の基礎知識 骨粗鬆症とは 骨量の減少と骨質の劣化によって 骨の脆弱性が増大し 骨折リスクが増大する骨格疾患です。 原発性骨粗鬆症 原発性骨粗鬆症は発生頻度が高く,閉経後骨粗鬆症と老人性骨粗鬆症に分類されます。 閉経後骨粗鬆症 閉経後の女性ホルモンの低下に...
服薬指導・薬物治療 結核 結核治療の服薬指導 | 必要な基礎知識 2021-02-19 結核治療に必要な基礎知識 結核はヒト型結核菌(マイコバクテリウム ツベルキュロシス)による呼吸器感染症です。 結核菌は結核症の8割以上を占めるもので,早期に発症する初感染結核症(一次結核)と初感染後に長期間が経過してから発病する二次結核があります。 結核は感染症法において2類感染症に指定されています 疫学 全人口の約3...
服薬指導・薬物治療 服薬指導高尿酸血症痛風生活指導 高尿酸血症の考え方 | 生活指導等 2020-09-10 高尿酸血症は動脈硬化のリスク因子にも挙げられていますが、痛風発作にまでなると痛みが強力なのと、腎機能にも影響を及ぼす場合もあるため、治療(できるなら)するに越したことはありません。 成人男性では約2割に尿酸値異常が見られるとされてます。 https://www.pharma-informations.com/dysli...
服薬指導・薬物治療 ガイドライン脂質異常症 脂質異常症治療の考え方 2020-09-03 今回は脂質異常症について書いていこうかと思います。 薬剤師は生活指導についても携わることになるので、その基本は知っておく必要があります。 脂質異常症とは 元々は高脂血症という名称でしたが、HDLコレステロールのように多いほうが良い脂質もあるため、「高ければダメ」というような表記が適切ではないということで脂質異常症と呼ば...
服薬指導・薬物治療 ガイドラインアトピー性皮膚炎 アトピー性皮膚炎診療について 2020-08-18 薬剤師会の会報雑誌を家においているのですが、どこかに情報を残しておかないと捨てようにも捨てられないので記事を書きました。 やっつけで書いているので、裏はとっていません。(時間ができたら色々調べて書きます)会報の中身で、使えそうな部分を載せた感じです。一応ガイドラインは見ながら書いていますが、いつものような薬剤個々レベル...
服薬指導・薬物治療 イリノテカンFOLFIRI療法 FOLFIRI療法 2020-08-13 大腸がんにはFOLFIRI療法を基盤とした療法が色々ありますが、まずはここで FOLFIRI療法を基礎として説明します。 引用は示しておくので、各自整合性を確認してからご使用ください (人間が書いてるので、打ち間違い等がある可能性は0ではありませんので) FOLFIRI療法|服薬指導や生活指導の考え方 レボホリナート(...